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ブナ日記

ブナの木が大好き!ブウブウ文句も言ってます、てなことで ブログではブナと名のってます。カメキチのつれです。これは 私的備忘録です。

人生振りかえり 書き始めてみたが

「・・・」

なんか ちがう

本当に 自分の人生あからさまに このブログを使って書き進められるか?

 

それも 正直に

 

いやぁ~ 無理、無理…

人様に言えないことがいっぱいある‼という事に

突然気づいてしまった

 

母のことは 書いておきたかった

昔のことも 記憶が残っている間に

 

でも 本当に書きたいことがあったじゃないか

「ともだち」をつくるのは 下手なわたしだが

これまでに出会った 忘れられない人たちのこと

いまも 心のなかにいる人たちのこと 書きたい

*****

と、その前に姉のこと 書いちゃおう

 

姉は 70歳を前に今なお現役で 外食チェーン店の厨房で働いている

通勤はバイク(心配事の一つ)

高血圧の持病で投薬治療中

入れ歯がなかなか合わないと悩みを抱えている

父が亡くなり 一人暮らし

 

母を守るために 母の故郷福井へ共に帰った孝行息子は 

嫁の言うなりに成り果て(?)富山へ行ってしまった

他の子供は 関東に住む

 

実子4人プラス連れ子1人を 紆余曲折あったが 一人で育てた

そんな子供たちも 金の無心をするときだけ母の存在を思い出す

(と、わたしは苦々しく思っている)

自分の暮らしがカツカツなのに

わたしが「子の為にならぬ」と言っても

「だって~」と 送金する甘~い母親

 

一時は 父から絶縁を言い渡され

一時は わたしも姉妹の縁を切り

 

それでも 今 姉とつれあいと 旅行を楽しんでいる

一番物事に厳しく生真面目な妹も 夫が倒れたあと 姉のことを精神的に頼っている

 

ほんまに 苦労ばっかりの姉の人生

本が一冊 ゆうに書けるはずだが 

そのクライマックスのところは栃木にいて 姉も詳しくは話さない

 

真の底から 男運の悪いのが 姉だ

 

昭和21年2月 満州から引き揚げる途中の旧チンナンポで生まれた

おむつなど替えてもらえる状況にはなかった姉の尻は 瘢痕化している

今でも 温泉など人目のある所では 気にしている

ある意味 戦争被害者だ

 

年が近い分 姉とはよくケンカをした姉は 家計のやりくりに四苦八苦する親を見て 

定時制高校を選び 電力会社で働き始めた

学校では 授業の後はバトミントンクラブに入り 家にいる時間は寝るだけ

アルコール漬けの母を避けているのは 見え見えだったが

迷いに迷って、奨学金で昼間の高校へ進んだわたしには 負い目もあったが

ちょっぴり 働く姉が 誇らしかった

 

昭和39年(1964)と言えば東京オリンピック

翌年京都でツタンカーメン展があった

姉から 連れて行ってあげると言われた

姉の学校の友達の車 ドライブなんて 初めての経験

男2、女3? 会話に入れないからずっと景色をみていた

出来たばかりの名神高速で100キロのスピード

怖かった~

迷ってぐるぐる京都の町

人、人、人の ツタンカーメン展

実際押されて進む中 よくわからないまま外へ

帰り道 敦賀近くで姉の友人が腹痛を訴えた

救急病院受診した病院の薄暗さのほうがよく覚えている

 

真っ暗な山道を 夜遅く無事に帰りつき

「あぁ~良かった、あんたが一緒で怒られなくて済んだ」

と 姉に言われた

 

翌年高3年の夏 運賃すべて持つから 母の故郷へ行こうと誘ってくれた

かわいい服まで買ってくれた

何の文句があろうか、姉の優しさに感激する妹

 

で、東京に着くころ 姉が言った

「あんたは今夜 宇都宮のおばさんちに泊まりや!

わたしは東京で友達に会うからね」

 

小さい頃の 記憶もおぼろげな母の妹の家へ

車中 熱いお茶を足にこぼして火傷の痛みとともに

ほんと 心細かったよ

 

それから 姉と合流して小学1年以来の母の故郷へ

もう祖父母はおらず、今は 顔も思い出せない母の兄夫婦の家へ暗くなって着いた

翌日から 好青年になっていたいとこ達が 

蔵王のお釜と 仙台の七夕祭りに連れて行ってくれた

思春期の 胸キュンの思い出

 

母の 別の妹のいとこ達と (あの震災で大きな被害を受けたであろう)海岸へも行った

 

何十年も経ってから

「悪かったね~あの時ね 

東京へ出張中のに どうしても会いたかったんや…

あんたをダシに使っちゃって…」

と 告白された

ダシ?

 

勤務先の同僚である彼氏の存在は 聞いていたけどね…そうやったんかい…

父母は わたしが居るなら大丈夫と 何でもOKしていたらしい

当時から 鈍いのは変わっていないのかも…

 

ダシと言われても

こんな素晴らしい夏休みの思い出をくれた姉に 

心から感謝!

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「わたしって結構ずるいね」

先日会ったとき 姉が言った

ほんまや!      f:id:buunanome:20150828110208j:plain

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