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ブナ日記

ブナの木が大好き!ブウブウ文句も言ってます、てなことで ブログではブナと名のってます。カメキチのつれです。これは 私的備忘録です。

名古屋第2日赤で出会った人①

結婚式には コロニーの同僚も わざわざ 来てくれたし

婦長さんから お祝いの朝日新聞の1972年鑑誌も頂いた

 

内科病棟入院中の患者さんの娘さんまで 出席してくれたんだよ

森公美子さんみたいな優しい娘さん

お母さんは 癌で入院中

ご主人が いつも付き添っておられ 娘さんもよく来られていたので

親しくなったの

その部屋の とっても温かな空気は

居心地 抜群に良かった

 

同じ病棟の特別室には やくざの親分も 一応入院していたの

当時の副院長黙認で ソセゴン注射の中毒になっている親分は

ほとんど 病院不在

 

特に 夜間 注射のためだけ病院にくるの

いつもね、背の高い用心棒が付いていてね

ぶっきらぼうに 「注射!」ってね

 

注射で カチンカチンの大腿部を出して

そこにせい!てな感じでね…

 

緊張するやん、そんな人の注射

それに、ソセゴンは麻薬ではないけれど

時間をおいて 注射するべしと 一応は言われているもの

その人のからだのことを思えば したくない

おかしいと、思うけど 医師の指示があるからする

嫌だったなぁ…

 

一度 病院にきて 注射すると 1回ではすまなくて

しばらく 病室にいて 2度目をすると

帰っていく…そんなパターン

 

夜勤は 一人

怖いなぁと 思うこともあった

 

でね、嫌だなぁと思いつつ巡回しているとね

その優しいBさんが 

「また来てるの?じゃ、ここで一休みしていったら」

と 言ってくださる

 

病棟が落ち着いていて 

ナースコールもない夜は

眠れないBさんの部屋は わたしの避難場所

 

ぜんざいの作り方とか 教えてもらった

結婚する話が出た後 招待状を渡したのだと思う

娘さんが喜んで 出てくださった

祝福してもらって うれしかったな

Bさんのような 夫婦になりたいと思ったもんね

 

内科病棟在職中 ずっとBさんおられたのかどうか

今は 記憶がない

でも 時々思い出す「忘れられない人たち」だ

 

でも あのやくざの親分が 自宅で

いつも付いていた用心棒に 殺されたというニュースは覚えている

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10月29日 43回目の結婚記念日の朝