ブナ日記

ブナの木が大好き!ブウブウ文句も言ってます、てなことで ブログではブナと名のってます。カメキチのつれです。これは 私的備忘録です。

青春18きっぷで 諏訪&八が島高原

受傷後1年…その頃はまだ後遺症の症状固定判定の前で これからの収入もどうなるのかという不安があった時だ

青春18きっぷは 金が無く、車に乗れず、かつ時間はたっぷりある者には 本当にありがたい切符である 

元気な時は 車で移動するのが当たり前だったので 

今 思うと 冷や汗ものの旅の計画だった

知らない強みというのか…

まだ歩行が 今以上に不安定で体力もないつれあい

旅行は 無理と あの時思っていたら 今のわたし達はないだろう

 

とにかく、前へ前へ

やればできる

ぜったい 治るんだ

そんなふうに 自分も、つれあいも思っていた

*****

2007.8.19(日)~8.21(水)

最寄りの駅8:22発 山科で乗り換え 琵琶湖線米原まで

そこから名古屋へ 11時前に到着

わたし達が出会った なつかしい名古屋

でも 駅前の変貌は 初めての場所のよう

昼食は味噌カツ丼 つれあいには量が多すぎた

名古屋 13:30発~中津川~塩尻上諏訪 17:17

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いつも特急で さっと通る所を 各駅停車で行く

どちらも こういう旅が好きでよかった(負け惜しみではなく)

 

さて 駅から宿まで つれあいは 歩けるという

駅から20分 結局は その倍かかった

諏訪レイクサイドホテル 連泊

ツイン1泊2食付で、バイキング、おまけに、大好き温泉あり!

ここらへんは インターネットさまさまで、あちこち検索したのだった 

起居動作が不安定なので ベッドであること、

豪華な料理は胃が無いから食べきれないからね

f:id:buunanome:20160713103355j:plain f:id:buunanome:20160713103532j:plain間欠泉

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あちこちの移動は無理と 連泊にして良かった

朝夕 諏訪湖畔の散歩

近くの原田泰司美術館(星野富弘さんの特別展も)へも 歩いて行った

 

20日は 上諏訪駅からバスで八が島高原

諏訪に泊まることを決めてから 近くで行けるところを調べたのだが

ここは 期待以上で とっても良かった

歩行不安定なつれあいの手を引いてでも 何とか廻れる所だったから

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こんな風景を見たら またがんばれそうと 

思える 単純さを 持っていて良かった

この旅は ちょうど私の誕生記念も兼ねていて なおさらいい想い出

21日 上諏訪 12:12発

   塩尻~中津川~名古屋 15:58着   

   名古屋 17:30発~米原~山科~最寄り駅20:22着

*****

つれあいの 体験記から~

 いやぁー、実にヨカッタァー! 大大満足の思い出深い記念の旅となりました。僕にすればこれといった目に見える形での感謝を伝える動きが取れず、逆に、電車の網棚に重いザックを上げたり降ろしたり、一つの開いた席を確保するために手提げ袋をサッと置くなどとても普段の○○からは想像も出来ない恥ずかしいことを厭うことなくこなして僕を座らせるなど、いっぱい苦労や迷惑をかけました。ちっとも、「感謝の旅」にはならず、ゴメンね。

 それにしても、3日間とも連続して見事な晴れとなったのは参りました。一番大好きな東北でも、何度行っても続けて快晴なんてことは余りないので吃驚。それも、予報では19日から晴れどころか、荒れ模様となっていたのでなお吃驚です。雨でも何でも、ともかく行けること自体が嬉しくて晴れることにそんなに拘ってはいなかったけど、自然の中を歩くのはやっぱりあんなに晴れていて最高だった。これも、「運命」「天命」ということでしょう。

~略~

中津川で松本行きの快速電車に乗り換えるが、そこでザックなどを網棚に上げるのに僕が苦労していたら、前の青年が二つとも上げてくれる。その親切の有り難さと、永井荷風の「フランス物語」という若者が滅多には読まないと思うような新書本を時々手に広げていた姿が印象に残っている。

~略~

○○も一生懸命被写体にカメラを向けている。こんな風に同じこと・ものに興味を向け、関心を持てることの喜びと有り難さをしみじみと感ずる。

 早めに着いたバスに乗り込んで出発を待っていると、地元のお爺さんが家族の方と連絡を取りたいのか、近くに公衆電話機が見つからないらしく、携帯電話を借りにバスの中に入って来られた。もちろん直ぐに貸し、お年寄りだから使い方があやふやなのでしいちゃんが手伝ってかけてあげたが、残念ながらつながらなかったという、珍しい出来事があった。これも小さな旅の思い出。

 さて、バスはずんずんと上諏訪の街を眼下に望みながらカーブだらけの道を登っていく。家々の畑や辻、庭先の木や草花が目に飛び込んでくる。

~略~

ハイキングのコースは丁寧に作られた木道が殆どで、快適に歩ける。途中、その木道が二又に分かれているところがあり○○に支えられて、時には結婚前後の恥ずかしいほど若い頃に何度かしたことがあるように、手を繋いでもらった。嗚呼―、シアワセ… デス!

アザミ・タムラソウ・ツリガネニンジン・シシウド・カサモチソウ・カラマツソウ・マツムシソウアカバシモツケ・ヤナギラン・キンバイソウ・アキノキリンソウオミナエシ…いっぱい、いっぱい咲いていた。高原、池溏、遠くに眺める車山とそれに連なる山並み、絵に描いたような青い空とぽっかり浮かぶ白い雲。時々爽やかに風がぬけていく。ここもまた、天国、あの世といものはこういうところに違いないと感じさせてくれる夢のようなところだ。

 6、7キロは歩いたかな。帰りのバスは1時間遅らせる。

 

 上諏訪駅に帰ってから、5時の間欠泉を見に諏訪湖岸までサッサト歩いたね。見事な間欠泉が飛沫を上げるのも間に合い、それから傍のよく出来た足湯に缶コーヒーを飲みながらゆっくり浸かる。「あーぁ、極楽…極楽…」~以下略~

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