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ブナ日記

ブナの木が大好き!ブウブウ文句も言ってます、てなことで ブログではブナと名のってます。カメキチのつれです。これは 私的備忘録です。

『終わった人』と思う人、思えない人、思いたくもない人・・・さまざま

 

題名に魅かれて 図書館で順番待ちして 借りれた本を読み終えた

 

大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた主人公。

仕事一筋だった彼は途方に暮れる。どんな仕事でもいいから働きたいと職探しをする。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける…

ブログに書くときには アマゾンから 本の写真を借りる

その時 「BOOK」データベースから引用もする

そしてカスタマレビューを見る

 

おや?この本は 好き嫌いが分かれているね

☆一つの人が8名!☆☆の人9名(125名中)

ムムム…

結構 わたしは面白く読んだんだけどな…

 

そのレビューも読んだ

 

なんとなぁ~く 腑に落ちた

 

作者は ご自分を終わった人とは思っていないのではないかな

だから 『』つきなんだ

読む人が 『終わった人』をどうとらえるかで この本の読み方が ずいぶん変わりそうだ

 

若い時には 人並みに? 前途に輝かしい未来があった(いや、あると思っていた)

 

けれど 歳を重ね古希を前にして 振り返れば

どこにでもいるありふれたおばあさん

良いことも 悪いことも あった

けれど 何かを成し遂げるわけでもなく 名を残すでもなく

わが父母たちと同じような 平々凡々と一まとめにできるの人生だ

 

そのことに 悶々とした時が無かったわけではない

今は それも ま、こんなもんかと思える

そう!

そう思える自分は 『』無しの終わった人、なんだろね

 

でも 定年を迎え 社会と梯子を一つ二つ外されていく、その真っただ中にいる人は

『終わった人』ではないと 悶々とする時間に苦しむのだろう

 

もっと若い世代は この気持ち、心情的に想像できても 

いつか自分も終わったと思う日が来るなんて実感できなくて当然だしね

 

向上心も強い人は 反動も大きいだろう

つれあいもわたしも 

いつから 上を見るより 身の周りを見るようになったのだろうか

別に人生に絶望したわけでもない

「努力すれば 夢は叶う」という 夢さえ持った覚えもない

んん…持っていたのかな

忘れた

 

かなり 枯れてきている?(=終わっている)…わが人生

 

娘たちの人生、と ある程度の距離感も 昔よりうまく保てている(気がする)

孫たちは可愛いけれど しがみつくほどでもない

 

本の中の言葉に コレコレと思う

~先が短いという幸せは…どれほど楽にしてくれることだろう…好きなように生きよということ~

定年 成仏 ソフトランディング 卒婚 自分の居場所 人間の着地点

社会的に 『終わった人』になると 同じ横一列だ~その横一列を受け入れられない不幸…

 

(人は思い出とは 闘いようがないんだ)と 主人公に言う幼馴染

今はいま

 

つれあいと 気持ちがすれ違ったと感じる瞬間 

もう、いやや!

別れて 姉たちのいる福井へ帰りたいと思う日

そんな時 離婚、がチラチラしたのに 

何故か別れずここまで来た

 

どうしても切れない他人と 人生を歩みつづけることは 運そのものかもしれない

まさに そうなんだろうなぁ

 

本の奥付きを見たら 作者とわたし 同年齢だった

わたしなら ☆☆☆☆☆あげちゃうね

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